返り値: settransaction() 処理が成功して、 有効な場合に TRUE、その他の場合に FALSE。
sesam_settransaction() は、(SESAM設定ファイル で設定される)トランザクションパラメータ "isolation level" と "read-only" のデフォルト値を上書きします。これは、連続するクエリ を最適化し、データベースの統一性を保証するためです。上書きされた 値は、次のトランザクションでのみ使用されます。
sesam_settransaction() は、トランザクションを 開始する前にのみコールすることが可能で、既にトランザクションが開 始されている場合には、コールすることができません。
PHPスクリプトの使用を簡単にするには、次の定数が、PHPで定義されて います。(意味の詳細についてはSESAMハンドブックを参照)
表 1 "Isolation_Level"パラメータの有効な値
値 | 定数 | 意味 |
---|---|---|
1 | SESAM_TXISOL_READ_UNCOMMITTED | Read Uncommitted |
2 | SESAM_TXISOL_READ_COMMITTED | Read Committed |
3 | SESAM_TXISOL_REPEATABLE_READ | Repeatable Read |
4 | SESAM_TXISOL_SERIALIZABLE | Serializable |
sesam_settransaction() により設定された値は、 SESAM 設定ファイルで 指定されたデフォルト設定を上書きします。